DHAの効果を解説。

マグロやイワシなどの食品に含まれるDHAとは、副作用が殆どなく、脳の活性化に大切な作用を持つ事から、サントリーや味の素などのサプリメントが通販でも人気です。
また、EPAとともに中性脂肪やコレステロールを低下させる効果などもありますので、子供から大人までがしっかり摂取したい栄養素としてDHAの効能は高く評価されています。

DHAの効能とは?

血中コレステロールや中性脂肪を低下させます。

脳を活性化して、判断力や集中力の向上に役立ちます。

健全な脳を育て、子供の脳の発達を促進させます。

視覚情報をスムーズに脳に伝え、視力の向上に役立ちます。

アトピー性皮膚炎の改善に役立ちます。

詳しくは【DHAの効果や効能が全てわかる。】をご覧下さい。

摂取量や上限量。

厚生労働省:食事摂取基準(日本人の食事摂取基準2010年版)によれば、n-3系脂肪酸としての1日あたりの目安量や目標量は下記のとおりです。

g/1日 男性 女性
目安量 目標量 目安量 目標量
18〜29歳 2.1 1.8
30〜49歳 2.2 1.8
50〜69歳 2.4 2.1
70歳以上 2.2 1.8

目標量では、EPA及びDHAを1g/日以上摂取することが望ましいとされています。

過剰症や欠乏症。

過剰症について

DHAの過剰症等の副作用としては、大量摂取により凝血能が低下し出血傾向が起きる場合があります。

DHA単独では経口摂取の副作用は報告されていませんが、EPAやDHAを含む魚油では、げっぷや吐き気、鼻血や軟便が知られています。

欠乏症について

DHAの不足による明確な欠乏症はありませんが、現代人の食生活ではコレステロールや中性脂肪値の上昇を招き、記憶力や学習能力の低下の原因となることも考えられます。

DHAは妊婦さんにも欠かせない成分です。

妊娠中には、通常より多くの栄養を摂ることが大切であり、中でもビタミンB群の「葉酸」は、母子手帳にも葉酸の摂取を推奨されています。

実はDHAも胎児にとって重要な働きを持つ栄養素なのです。
胎児の健全な脳の発育のために積極的な摂取が重要とされいるだけでなく、オーストラリアの医学誌「Archives of Disease in Childhood」によれば、魚油を摂取した妊婦から生まれてくる子供は、視覚と手の協調関係が優位に優れていたことが掲載されています。

ただし、一部の大型魚には水銀が蓄積されている為、食品からの摂取の際には注意も必要です。

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