EPAの効果を解説。
イワシやマグロなどの食品に含まれるEPAとは、副作用が殆どなく、アレルギー症状を緩和する効能も持つことから、DHAとともにサプリで人気の栄養素です。
またEPAとは角質細胞を繋ぐ重要な役割も持っていますので、乾燥肌や敏感肌などの肌トラブルの予防や改善にも大切です。DHAとともに摂取することで、生活習慣病の予防により効果的とされていますので、食品やサプリメントで不足を補って下さい。
EPAの効果とは?
悪玉コレステロールや中性脂肪を低下させます。
花粉症やアトピー性皮膚炎などの緩和に役立ちます。
角質細胞を繋ぎ、乾燥肌や敏感肌を予防します。
生理痛の緩和に役立ちます。
血液をサラサラにし、血液が固まるのを防ぎます。
詳しくは【EPAの効果やサプリメントの選び方。】をご覧下さい。
摂取量や上限量。
厚生労働省:食事摂取基準(日本人の食事摂取基準2010年版)によれば、n-3系脂肪酸としての1日あたりの目安量や目標量は下記のとおりです。
g/1日 | 男性 | 女性 | ||
目安量 | 目標量 | 目安量 | 目標量 | |
18〜29歳 | ― | 2.1 | ― | 1.8 |
30〜49歳 | ― | 2.2 | ― | 1.8 |
50〜69歳 | ― | 2.4 | ― | 2.1 |
70歳以上 | ― | 2.2 | ― | 1.8 |
目標量では、EPA及びDHAを1g/日以上摂取することが望ましいとされています。
過剰症や欠乏症。
過剰症について
EPAの過剰症等の副作用としては、大量摂取により凝血能が低下し出血傾向が起きる場合があります。
EPA単独では経口摂取の副作用は報告されていませんが、EPAを含む魚油では、げっぷや吐き気、鼻血や軟便が知られています。
欠乏症について
EPAの不足による明確な欠乏症はありませんが、現代人の食生活ではコレステロールや中性脂肪値の上昇を招き、乾燥肌や敏感肌などの肌トラブルを引き起こす原因となることも考えられます。
医薬品との相互作用について。
「EPAエチル」として、高脂血症や血管内で血液が固まるのを防ぐ医薬品としても使用されているEPAは、下記のような医薬品との相互作用には注意が必要です。
EPAの大量摂取は凝血能が低下する場合がありますので、抗凝血作用を持つ医薬品との併用や出血傾向の高い方は注意が必要です。
エトレチネート(皮膚の角化症を改善する薬)との併用は、乾癬に対する効果を増強する場合があります。
EPA含有魚油は、血圧を下げる場合がありますので、、血圧降下剤を服用中の方は注意が必要です。
また、血糖値コントロールに影響を与える場合もあります。
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