L-カルニチンの効果を解説。
羊肉などの動物性食品に含まれるL-カルニチンは、脂身より赤身に多く含まれており、魚には意外なほど含まれていません。
体内の脂肪酸を効率良くエネルギーに変換させる為に必要な成分で、自然なダイエット効果に期待できるとされています。
L-カルニチンは、もともと心臓病の治療薬として認可されていた栄養素で、「ビタミンBT」と呼ばれることもあります。
L-カルニチンの効果とは?
脂肪酸を効率良くエネルギーに変換し、ダイエットを強力にサポートします。
受精卵の細胞分裂をサポートすることで、不妊症の改善に役立ちます。
血液中の余分な中性脂肪を燃焼させ、高脂血症の予防や改善に役立ちます。
アセチルコリンの生成を助けることで、脳の活性化に期待されています。
筋肉疲労の抑制や、回復を早めるだけでなく、持久力の向上にも役立ちます。
詳しい効果の解説についてはコチラをご覧下さい。
摂取量や上限量。
L-カルニチンの摂取量や上限量は、特に定められていませんが、最大で1日1,000mgと言われています。
1度に多量を摂取するよりも、継続して摂り続けることが、L-カルニチンの効果を得るポイントです。
過剰症や欠乏症。
過剰症について
L-カルニチンは、安全性が非常に高く、副作用が殆ど無いと言われています。
一般的な副作用としては、吐き気、嘔吐、胸焼け、胃炎、下痢、痙攣などが知られています。
欠乏症について
L-カルニチンが不足することにより、エネルギーが上手に作れない為に疲れやすい体となってしまうだけでなく、脂肪が体内に蓄積されることに繋がり、肥満やメタボリックシンドロームを招く原因となってしまいます。
L-カルニチンは、もともと体内で生産される成分であり、加齢とともに生産量が減少していきますので、しっかり摂取しましょう。
上手なL-カルニチンの飲み方。
ダイエットを目的としてL-カルニチンを利用する方や、体内の生産量が減少している中高年の方は、1日当たり70mg〜100mgが目安にすると良いとされています。
スポーツや筋肉疲労の回復を目的として利用する場合には、上記よりも少し多めに摂取すると良いでしょう。
L-カルニチンは脂質を代謝する為に大切な成分ですので、摂取のタイミングとしては、食前、又は食事と一緒に摂ると良いとされています。
運動をする前に摂取する際は、エネルギーが発生する30分前ぐらいに摂取することが望ましいと言われています。
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