ビタミンDの効果を解説。
きくらげやあん肝などの食品に多く含まれるビタミンDは、骨の強化に欠かせないビタミンです。
また、肥満を予防する効果などもあります。
こちらでは、効能をはじめ、摂取量や上限量、過剰摂取による副作用などを解説しています。
ビタミンDの効果。
カルシウムの吸収を助け、骨の強化に役立ちます。
肥大した脂肪細胞を正常化することで、肥満予防に役立ちます。
健康な髪を作ります。
ガン予防に期待されています。
摂取量や上限量。
厚生労働省:食事摂取基準(日本人の食事摂取基準2010年版)によれば、ビタミンDの1日あたりの摂取量や上限量は下記のとおりです。
μg/1日 | 男性 | 女性 | ||
目安量 | 上限量 | 目安量 | 上限量 | |
18〜29歳 | 5.5 | 50 | 5.5 | 50 |
30〜49歳 | 5.5 | 50 | 5.5 | 50 |
50〜69歳 | 5.5 | 50 | 5.5 | 50 |
70歳以上 | 5.5 | 50 | 5.5 | 50 |
過剰症や欠乏症。
過剰症について
ビタミンDを過剰摂取すると、骨からのカルシウムの動員が激しく起こり、腎臓や筋肉へのカルシウムの沈着や軟組織の石灰化が見られます。
欠乏症について
ビタミンDが不足すると、骨代謝異常を引き起こします。
代表的な症状として、子供ではくる病、大人では骨軟化症が起こることが知られています 。
高齢者においては、ビタミンD不足状態が長期間続いた場合、骨密度が低下して、骨粗鬆症や骨折のリスクが高まるとされています。
太陽のビタミン。
ビタミンDは、「太陽のビタミン」と呼ばれることがあります。
これは、体内で生合成できないビタミンの中で、唯一、太陽光(正確には紫外線)を浴びることによって皮膚で生成される為です。
しかし、体内での必要量を満たすことは出来きませんので、食品やサプリメントなどからの摂取が不可欠です。
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