ビタミンEの効果を解説。
アーモンドやひまわり油等の食品に多く含まれるビタミンE、強力な抗酸化物質として有名です。
また、血流を改善する効果などもあります。
こちらでは、効能をはじめ、摂取量や上限量、過剰摂取による副作用などを解説しています。
ビタミンEの効果。
細胞の老化を防ぎ、肌の若さを保ちます。
過剰な活性酸素を除去し、老化防止に役立ちます。
更年期障害の緩和に役立ちます。
血液をサラサラにし、動脈硬化などの予防に役立ちます。
赤血球の破壊や減少を防ぎ、貧血を予防します。
摂取量や上限量。
厚生労働省:食事摂取基準(日本人の食事摂取基準2010年版)によれば、ビタミンEの1日あたりの摂取量や上限量は下記のとおりです。
mg/1日 | 男性 | 女性 | ||
目安量 | 上限量 | 目安量 | 上限量 | |
18〜29歳 | 7.0 | 800 | 6.5 | 650 |
30〜49歳 | 7.0 | 900 | 6.5 | 700 |
50〜69歳 | 7.0 | 850 | 6.5 | 700 |
70歳以上 | 7.0 | 750 | 6.5 | 650 |
過剰症や欠乏症。
過剰症について
ビタミンEは脂溶性ですが、過剰摂取は副作用を引き起こし難いとされており、稀に、疲労や衰弱、頭痛や視力障害、吐き気や下痢などを引き起こす場合があります。
欠乏症について
ビタミンEが不足すると、全身の酸化(老化)が進行し、肌の老化をはじめ、血管の老化による動脈硬化の進行、免疫の低下など様々な不調が生じます。
抗酸化作用とは。
切ったリンゴを置いておくと茶色に変色する現象を「酸化」と言います。
過剰な活性酸素により、この作用は体内でも起こっており、しみやしわをはじめ、様々な病気の原因にもなります。
抗酸化作用とは、過剰な活性酸素を除去・抑制する働きを言い、ビタミンEは強力な抗酸化作用を持つことで有名です。
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