ビタミンKの効果を解説。
納豆やわかめ等の食品に多く含まれるビタミンKは、血液を固める効果を持つビタミンです。
また、骨粗鬆症の予防にも役立ちます。
こちらでは、効能をはじめ、摂取量や上限量、過剰摂取による副作用などを解説しています。
ビタミンKの効果。
血液凝固作用として働きます。
骨の再石灰化に関与し、健康な骨を作ります。
摂取量や上限量。
厚生労働省:食事摂取基準(日本人の食事摂取基準2010年版)によれば、ビタミンKの1日あたりの摂取量や上限量は下記のとおりです。
μg/1日 | 男性 | 女性 | ||
推奨量 | 上限量 | 推奨量 | 上限量 | |
18〜29歳 | 75 | − | 60 | − |
30〜49歳 | 75 | − | 65 | − |
50〜69歳 | 75 | − | 65 | − |
70歳以上 | 75 | − | 65 | − |
過剰症や欠乏症。
過剰症について
一度にビタミンKを過剰摂取すると、吐き気や呼吸困難、血圧低下や溶血性貧血を引き起こす場合があります。
しかし、毒性がないことが報告されており、重篤な副作用は報告されていません。
欠乏症について
ビタミンKが不足すると、鼻血や胃腸からの出血、月経過多や血尿、血液凝固の遅延などの症状を引き起こします。
また、慢性的な不足は、骨粗鬆症や骨折を引き起こすことが知られています。
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