亜鉛の効果を解説。
牡蠣やあわび等の食品に多く含まれる亜鉛は、味覚を正常に保つ効果があります。
また、ホルモンの正常作用や美肌作りにも欠かせません。
こちらでは、効能をはじめ、摂取量や上限量、過剰摂取による副作用などを解説しています。
亜鉛の効果。
味覚を正常に保ちます。
シミやそばかすを除去し、美肌を作ります。
ホルモンの正常作用に欠かせません。
有害ミネラルの排出に役立ちます。
育毛や抜毛予防に役立ちます。
肌のターンオーバーをスムーズにします。
摂取量や上限量。
厚生労働省:食事摂取基準(日本人の食事摂取基準2010年版)によれば、亜鉛の1日あたりの摂取量や上限量は下記のとおりです。
mg/1日 | 男性 | 女性 | ||
推奨量 | 上限量 | 推奨量 | 上限量 | |
18〜29歳 | 12 | 40 | 9 | 35 |
30〜49歳 | 12 | 45 | 9 | 35 |
50〜69歳 | 12 | 45 | 9 | 35 |
70歳以上 | 11 | 40 | 9 | 30 |
過剰症や欠乏症。
過剰症について
亜鉛を過剰摂取しても、毒性が極めて低いとされている為、通常の食生活での過剰症が問題となることは殆どありません。
急性亜鉛中毒としては、胃障害やめまい、吐き気が知られています。
また、長期間過剰摂取すると、銅や鉄の吸収阻害による銅欠乏や鉄欠乏が問題となり、それに伴う貧血、免疫障害、神経症状などを引き起こす場合があります。
欠乏症について
亜鉛が不足すると、味細胞の形成に支障をきたして、味覚障害を引き起こします。
また、皮膚炎や食欲不振、免疫機能低下や創傷治癒障害、慢性下痢や男性機能不全、精神障害などを引き起こす場合があります。
妊婦さんにも大切な亜鉛。
亜鉛は100種類を超える酵素に関与していると言われており、主な役割として、免疫に関するものや遺伝子情報の入ったDNAのコピー、細胞の分裂などに欠かせないものとなっています。
妊婦の子宮の中では受精卵が絶えず細胞分裂を繰り返している為、亜鉛は妊娠期にも欠かせないとされています。
また、胎児の成長を助ける効果もあります。
亜鉛は、妊娠14週目を過ぎた頃から血中濃度が減少し始めますので、意識して摂取することが大切です。
亜鉛に関する情報サイト。
【亜鉛.com】効果やサプリメントの比較。
亜鉛に関する働きはもちろん、亜鉛がしっかり摂取出来るレシピの紹介やサプリメントを比較する際のポイントなども紹介してくれています。
亜鉛はミネラルの中でも、多くの特異な働きを持っていますので、亜鉛不足を上手に解消して、健康増進や美肌作りに役立てましょう。
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