銅の効果を解説。
レバーや牡蠣等の食品に多く含まれる銅は、鉄分の吸収を良くし、貧血を予防する効果があります。
また、骨の強化や健康な肌を保つためにも大切です。
こちらでは、効能をはじめ、摂取量や上限量、過剰摂取による副作用などを解説しています。
銅の効果。
鉄分の吸収を良くして、貧血を予防します。
骨の形成や強化に役立ちます。
健康な肌を保ちます。
摂取量や上限量。
厚生労働省:食事摂取基準(日本人の食事摂取基準2010年版)によれば、銅の1日あたりの摂取量や上限量は下記のとおりです。
mg/1日 | 男性 | 女性 | ||
推奨量 | 上限量 | 推奨量 | 上限量 | |
18〜29歳 | 0.9 | 10 | 0.7 | 10 |
30〜49歳 | 0.9 | 10 | 0.7 | 10 |
50〜69歳 | 0.9 | 10 | 0.7 | 10 |
70歳以上 | 0.8 | 10 | 0.7 | 10 |
過剰症や欠乏症。
過剰症について
銅は、通常の食品からの慢性的な過剰摂取による重篤な副作用は報告されていませんが、化学薬品の誤飲などにより、消化管障害や肝障害などが起こることが知られています。
欠乏症について
銅が不足すると、鉄分投与に反応しない貧血、白血球減少、骨異常が起こります。
また他には、頻度は少ないですが、成長の障害や筋肉の緊張低下、免疫機能の低下や心血管系異常、コレステロールや糖代謝の異常などが起こる場合もあります。
銅の殺菌作用。
銅には、昔から「銅壺の水は腐らない」という言い伝えがありますが、これは、銅には殺菌作用があり、たえず器の表面を無菌に保つ為、銅の器にいれた水が何年経っても腐らないという現象を表したものです。
銅には、極微量の銅が様々な雑菌を退治する「微量金属作用」という特別な働きがあり、ドアノブや廊下の手すりなどに使用され、私たちの生活を守っています。
銅の殺菌効果は、既にレジオネラ菌やO-157、クリプトスポリジウムなどに対して有効であるとの検証があります。
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